ハードディスクの不具合 解決方法

こちらのページでは、ハードディスクの不具合 解決方法を解説いたします。


ハードディスクとは

ハードディスクをHDDとも記述したりしますが、どちらも同じ意味です。

※HDD・・・ハードディスクドライブの略称

ハードディスクは、パソコンの内部に入っています。上記の写真、長方形の機器です。

ハードディスク機能は、パソコンのデータを保存する役割です。

自分で作成したデータ、アプリのプログラム、パソコンを動かすメインのデータまで入っています。

よくハードディスク=本棚と例えられることが多いです。

そして、ハードディスクが故障するとパソコンが遅くなり、最悪は動かなくなります。

また、ハードディスクの寿命は3~4年と言われています。消耗品ということも覚えておきましょう。

2020年現在では、SSDやM.2という新しい保存媒体も出てきています。

下記のリンクで詳細説明をしています。

ハードディスクの故障の原因

ハードディスクの故障の原因をリストアップします。

  • パソコンを3~4年以上使用している。
  • 電源長押しなどの強制終了を頻繁にしている。
  • パソコンを物理的に落としてしまった。
  • 電源を入れたり、切ったりする頻度が多い

 このような原因で故障します。突然、故障することもあります。


ハードディスクの故障したときの症状

ハードディスクの故障したときの症状をリストアップします。

不具合状態 

  • 最近パソコンが遅くなってきた
  • パソコン内部からカタカタ音がする
  • パソコンが遅い時と速い時の差が激しい

不具合状態 

  • エクスプローラー遅い。開かない
  • IE(インターネットエクスプローラー)遅い。開かない

不具合状態 

  • パソコン起動したとき真っ暗。ブルーの画面が出る など

他の症状と似ているので、故障の原因と照らし合わせての確認が大事です。

私の経験での多くの原因→症状は

  • パソコンを3~4年以上使用している → 最近パソコンが遅くなってきた

がもっとも多いです。

もし、パソコンが【遅い】症状ならば、不具合状態  なので、早めに対処をした方がいいです。 


ハードディスクの不具合 対処、解決方法

ハードディスクがおかしくなった時の対処、解決方法をリストアップします。

一時的な対処

  • 電源の入り切りの回数を減らす。
  • スリープモードをOFFにしてパソコンを使用する
  • 長時間パソコンを使用する。朝パソコンを起動し、夜電源を切るなど

根本的な解決

  • 新しいハードディスクに交換する
  • ハードディスクをSSDに交換する
  • 新しいパソコンにする

一時的な対処でも症状が解決しない場合

根本的な解決でハードディスクを交換した方がいいです。
特に、不具合状態  の場合は、交換しないと解決しません。


スリープモード

スリープモードとは、

パソコンの電源の消費を抑えるために、無操作の時間が一定時間たった時に省電力にし、画面が暗いまま待機するモードです。

パソコンの初期の設定のままでは、スリープモードはONになっていると思います。

 

スリープモードがONになっていると電力が少なくなり、電気代は減るかもしれませんが、

スリープモードを繰り返し行うと、ハードディスクもゆっくり動いたり、早く動いたりするので、徐々に負荷をかけていることになります。電力が気にならなければ、

パソコンの電源オプションの設定よりスリープモードはOFFにした方がいいです。


SSDとは

※SSD・・・ソリッドステートドライブの略称

SSDはHDDと同じ役割で、データを保存する役割です。

SSDの特徴は、保存されているデータを読み込むことが非常に速いです。

SSDのパソコンを使用すると非常に高速になるので、びっくりすると思います。

起動時間はHDDの半分くらいになります。また物理的な衝撃にも強いです。

以前はSSDの寿命が短いといわれていましたが、現在では、HDDより寿命は長いです。約7~8年以上。

 

このようなことから、

2020年以降、HDDの時代が終わり、間違いなくSSDの時代、さらにM.2の時代になると考えています。


新規のパソコン
を考えるならSSD搭載のパソコンを推奨します。


SSD搭載パソコン


ハードディスクを交換する SSDに交換する

パソコンのハードディスクを交換する通常の手順です。

  1. 古いパソコンからバックアップを取る
  2. CDやUSBにインストール用のOSを用意する
  3. パソコン内部からハードディスクを外す。
  4. 新しいハードディスクまたはSSDをパソコン内部に取り付ける
  5. Bios画面でbootの選択をし、CDやUSB起動により、OSをインストールする。
  6. 起動後、OSライセンス認証する。ドライバをインストールする
  7. 自分で使用するアプリやウイルスチェックしたバックアップデータを入れる
    (※故障状況によってバックアップが取れない場合もあります)

このような手順で新しいハードディスク、SSDに交換します。

新規にOSをインストールすることクリーンインストールといいます。

ライセンス認証がうまくいかなかったり、インストールがうまくいかなかったらWindows10のOSを購入することをおすすめします。

Windows10オンラインコード版

Windows10パッケージ版


プロやパソコンが詳しい方でしたらこのクリーンインストールは簡単にできると思いますが

初心者の方やパソコンが苦手だと上記のような手順は、正直かなりハードルが高いと思います。

また、アプリやプログラム、プリンタードライバなど初期と同じような状態から行う作業は時間もかかります。

不安な方は、ハードディスクを交換は、

プロのパソコン業者に頼んだ方が、いいかと思いますが・・・

『少し簡単な方法で自分でSSD交換をやりたい』という方は

次の記事「ハードディスクを丸ごとコピーして交換する」を読んでください


ハードディスクを丸ごとコピーして交換する

不具合がハードディスクのだけでしたらこちらのハードディスクを丸ごとコピーする方法をおすすめします。

ハードディスクを丸ごとコピーして交換する手順

  1. パソコンからハードディスクを外す。
  2. ハードディスクから丸ごとコピーを新ハードディスクやSSDに行う
  3. 新しいハードディスクまたはSSDを取り付ける

手順はこれだけ、クリーンインストールよりは、かなり楽だと思います。

丸ごとコピーを取れるので、いろいろインストールする必要はありません。

それでは、このハードディスクが丸ごとコピーが取れる機器を紹介します。


ハードディスクが丸ごとコピーが取れる機器

こちらが私がおすすめするハードディスクを丸ごとコピーできる機器です。

実際修理等で使用することもあります。

ノートパソコンとデスクトップパソコンのSATA規格

  • HDD→HDD
  • HDD→SSD

のコピーが可能です。

使用方法

スロット1(奥側)にコピー元(古いHDD)

スロット2(手前)にコピー先(新しいHDDやSSD)

を入れて、あとはボタンを押すだけ

容量にもよりますが、2~3時間くらいコピーの時間がかかる場合もあります。

4つの青ランプがすべて点滅したらコピー成功です。


最後に、ハードディスク丸ごとコピーを使い、SSDを新しいパソコンに差し込むだけで、

びっくりするほどの速さで、今までと同じようにパソコン使用が可能です。

※HDDがうまくコピーができないときがあります。ランプの色が赤になります。

コピー元のHDDの不具合状態中、大の状態だとうまく取れない場合があります。

こうなってしまった場合は、クリーンインストールまたはパソコン購入となります。


下記におすすめのSSDも紹介してあります。

SSD購入の前に・・・

SSDには数種類規格がありますので分からない方はご確認ください。


おすすめ内臓SATA SSD紹介


読んでいただきありがとうございます。

山梨県内であれば

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パソコンARが出張でお伺いいたします。

電話:055-231-5346