マザーボードAMD Ryzen編チップセットの選び方~2022年最新版有~

マザーボードAMD Ryzen編チップセットの選び方~2020年最新版~

こちらのページでは、パソコンのマザーボード自作ゲーミングパソコンから2020年第3世代Ryzenマザーボード(Ryzen3000シリーズ)のチップセットの選び方をメインに解説します。
自作ゲーミングパソコンを使用している方でも、そうでない方でもマザーボードのチップセットについて理解が深まるので、参考にしてください。

※2020/06/24にB550 マザーボード関連の情報を追加しました。

※2020/07/12に マザーボードB550の性能~AMD Ryzenチップセット~ B550の特徴をまとめたページを作成しました。

マザーボードとは

マザーボードとは、パソコンの土台です。

CPUやSSD、メモリなどの各パーツを接続することができるボードです。メイン基板と言ったりもします。

チップセットとは

マザーボードの中に、パーツのデータのやり取りを行うチップセットというものが入っています。
チップセットで、パーツとのデータのやり取りを行う管理をを行っています。

一つ注意点があります。
チップセットはCPUの世代によって対応するものが変わります。

つまり、新しいCPUを購入しても古いマザーボードだとチップセットが対応していない可能性があります。

 

CPUを選んだあとは、マザーボードのチップセットを確認し、対応するCPU世代ものを選んでください。


マザーボードの役割を解説

マザーボードの役割を解説

マザーボード 例 ASUS (エイスース) TUF GAMING X570-PLUS Ryzen3000シリーズ対応

①VRM

電圧をCPUが必要な電圧に変換する電源回路。ゲーミング向けマザーボードにVRMが搭載されている。

②メモリスロット

2020年現在は、DDR4対応のメモリが主流。
各マザーボードで対応メモリの規格、スロット数が異なるのでチェック。

 

③CPUソケット

CPUを装着するスロット
AMDとIntelのCPUソケットの形状が異なり、対応するマザーボードでないと装着できないので注意が必要。
※このページでは、すべてAMD CPUのマザーボードを紹介しています。

④M.2スロット

M.2 SSDが装着できるスロット
高速にデータの読み書きを行うには、PCIe接続対応のマザーボードを選ぼう。
PCIe接続対応は、M.2 NVMe SSD
※④のように、マザーボードによっては、拡張スロットにM.2スロットがある場合もある

SSDについてよくわからない方は、
HDD、SSD、M.2についてのページで確認

⑤SATAポート(Serial ATA)

2.5インチSSDやHDDを接続するためのポート

⑥拡張スロット

主に、グラフィックボードを接続する「PCI Express×16」とUSB増設ボードなどを接続する「PCI Express×1」などがある。

⑦チップセット

パーツのデータのやり取りを行うチップセットが入っている。
チップセットによって搭載できるCPUが異なるので注意。

CPUを選んだ後は、
対応するマザーボードのチップセットの確認をしよう



マザーボードの大きさ フォームファクタ

マザーボードには大きさがあり、フォームファクタと言います。
フォームファクタには、3種類大きさがあります。

  • ATX・・・最大244mm × 最大305mm 拡張スロット最大7つ
  • MicroATX・・・最大244mm × 最大244mm 拡張スロット最大4つ
  • Mini-ITX・・・最大170mm × 最大170mm 拡張スロット最大1つ

小さいパソコンで自作パソコンを建てたい場合は、MicroATXかMini-ITX

拡張機能を豊富にしたい場合は、ATX

大は小を兼ねるということわざがあるように、基本は、ATXの大きさのマザーボードをおすすめします。


AMD CPUチップセットのポイント

AMD CPUは、対応したチップセットを選ぶ必要があります。

マザーボードのCPUソケットの形状は、AM4というものを使用してどのAMD CPUも入れ込むことができますが
CPUの世代によって対応していないものもあるので注意が必要。
第3世代Ryzenシリーズの新機能を利用するには、チップセットの「X570」が対応しています。

Ryzen3000シリーズの対応マザーボードは、

  • AMD X570、X470、B450、X370、B350(+A320 Gシリーズ対応)

第3世代Ryzen Threadripper対応のマザーボードは、

  • TRX40
が対応です。

X570、X470、B450を例に性能を紹介します。
※X370、B350はBIOSアップデートが必要なので購入時は注意です。

追記

2020年6月20日午前11時に販売されたB550マザーボードはX570の下位版のPCIe 4.0対応M.2スロットを3基搭載するモデルるになります。

 

X570のおすすめポイントは、PCI Express4.0対応で速度が速いということ

このおかげでM.2 NVMe PCLe 4.0 SSDの速度が十分に活かせるようになります。

※PCI Expressを省略して、PCIeと表示することもあります。

X570の速度を活かすM.2 NVMe PCLe 4.0 SSD

M.2 NVMe SSD PCIe3.0とPCIe4.0のものがあるので、
X570にはPCIe4.0対応のM.2 NVMe SSDが速度を活かせることができます。

M.2 NVMe PCIe 4.0 SSD 1TB

M.2 NVMe PCIe 4.0 SSD 2TB


上記の2つのSSDのスピードを活かすにはチップセットX570。


AMD マザーボードのグレード

自作向けのマザーボードは

「MSI」「ASRock」「GIGA-BYTE」「ASUS」の4社の製品がおすすめです。

そして、チップセットにもグレードがあり、4つの会社でグレードがあり、グレード名が異なるので紹介します。

「MSI」「ASRock」「GIGA-BYTE」「ASUS」グレードリスト

マザーボード「MSI」「ASRock」「GIGA-BYTE」「ASUS」グレードリスト

グレードを理解すると商品名等に書いてある英語の理解ができると思います。

マザーボードのポイントまとめ

マザーボードポイントは上記で解説してきた

  • チップセット
  • フォームファクタ
  • グレード

を理解すると商品購入時に自分の考える構成に合ったものを選択できます。


では、おすすめのチップセットを紹介していきます。
下記は、すべてATXで紹介しています。

また、AMD公式ページに、

X570とB550は、「Zen 3」アーキテクチャーを採用した先進のAMD Ryzen™デスクトップ・プロセッサーに対応するとあるので、AMDの新CPUに対応するとも言っています!

新しいCPUにも対応をするマザーボード X570かB550がおすすめ!になります!

チップセット B550 ミドルクラスマザーボード

2020年6月20日午前11時に販売されたB550マザーボード、第3世代Ryzenマザーボード(Ryzen3000シリーズ対応)を追加いたしました。

MSI B550

GIGABYTE B550

ASUS B550



チップセットX570 高性能向けマザーボード


高グレードチップセットX570 高性能向けマザーボード

MSI X570

MSI MEG X570 ACE ATX マザーボード [AMD X570チップセット搭載] MB4779

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ASUS X570

ASUS AMD AM4対応 マザーボード ROG CROSSHAIR VIII FORMULA 【ATX】

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(2020/2/24 19:16時点)


チップセットX470 ミドルクラス向けマザーボード

MSI X470

MSI X470 GAMING PLUS MAX ATX マザーボード MB4829

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¥13,178から
(2020/2/23 23:01時点)

ASRock X470

ASRock AMD X470チップセット搭載 ATXマザーボード X470 MASTER SLI

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(2020/2/23 23:10時点)

ASUS X470

ASUS AMD X470搭載 AM4対応 マザーボード TUF X470-PLUS GAMING 【ATX】

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¥17,800から
(2020/2/23 23:12時点)


チップセットB450 初心者コスト重視向けマザーボード

MSI B450

MSI B450 GAMING PLUS MAX ATX マザーボード MB4821

新品価格
¥11,958から
(2020/2/23 23:05時点)

ASRock B450



第3世代Ryzen Threadripper対応マザーボード

第3世代Ryzen Threadripper は2020年の2月に発売されたCPUで、CPUソケットがsTRX4という規格なので、

マザーボードのチップセットTRX40という新しいものでなければ対応していないので、注意が必要です。

つまり、第3世代Ryzen3000シリーズなどの以前のマザーボードには、対応していないので、互換性がありません。

下記では、第3世代RyzenThreadripperに対応したマザーボードを紹介しています。

MSI TRX40

MSI Creator TRX40 マザーボード [第3世代 Ryzen Threadripper 対応] MB4880

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¥84,334から
(2020/2/22 00:23時点)

GiGABYTE TRX40

ASUS TRX40


※E-ATXは、ATXよりさらに大きさがあるフォームファクタです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

現在IntelのCPUページとマザーボードページを作成中です。

ページが完成したらトップページにお知らせしていますので

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